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素肌・心・体〜健やかさ三部作〜 ユトリロジーご一緒に
第12回 ホットストーンセラピーでほっこり気分
 ほどよく温まった石を背中や腰などに乗せたり、その石で手や足などをゆっくりとマッサージして、石の滑らかな肌触りと、じんわりと染みるような温かさでリラックスするホットストーンセラピー。足の指の間に小さな石をはさむセラピーもあり、こちらは靴の中で縮こまっていた足が、ぐっと開放されるような感じがして気持ちのよいものです。

 温浴と同様、体が温まることで新陳代謝を活発にするのはもちろん、石を使うことで遠赤外線効果も期待できます。ホットストーンセラピーでは主に黒っぽくてつやのある石を使用します。中でも温まりやすく冷めにくい特徴を利用して、アメリカのアリゾナやハワイのマウイ島の火成岩が多く使われているようです。

 ホットストーンセラピーはネーティブ・アメリカンの伝統的な民間療法から派生したものと言われていますが、じつは日本でも「温石(おんじゃく)」といって、温めた石を腰痛や神経痛の部位に当てるなどの療法が古くから行われていました。ほかにも、布でくるんで懐に入れ、暖をとるなどの利用法もあり、禅宗の僧が懐の石で修業中の飢えをしのいだことが今日の“懐石料理”の名称のもとになったという説は有名です。

 ホットストーンセラピー専門のサロンも増えてきていますが、さまざまな専用グッズが市販されているので、自宅で手軽にチャレンジできます。ただし、やけどにはくれぐれもお気をつけて。夜がぐっと長くなってくるこの季節、夜空を見上げながらゆったりとヒーリングタイムを楽しんで見ませんか。
文・写真/ライス・佐藤
ライス佐藤 プロフィール

新潟の米どころ生まれ。大学卒業後は証券会社に勤務。その後、編集プロダクションを経てフリー。米の味にはちょっとうるさいけど、水の味にはあまりうるさくない食いしん坊です。
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