Tasting Time
 
レストラン 今月の旬の味 レシピ集 シェフの味にTRY レストランガイド ホテル利用ガイド ホテルインフォメーション コラム
 
   
   
素肌・心・体〜健やかさ三部作〜 ユトリロジーご一緒に
第11回 歌でリラックス派? スッキリ派?
 最近、現代人の心と体のケアに音楽が生かされているのをご存知でしょうか。鑑賞したり、演奏するときの生理的、心理的な効果を応用して心の健康を取り戻し、体の回復をも促そうというものです。

 古代から音楽は、宗教や祭事などで効果的に使われてきました。現代的な音楽療法としての研究が進んだのは第二次大戦期。傷病兵をたくさん抱えたアメリカの野戦病院で、音楽による慰問活動が行われたところ、患者の治癒が早まるケースが見られたからと言われています。現代の医療の場面では、単なるリラクゼーションのためのBGMとは異なり、音楽療法士がそれぞれの状態に合わせて計画的に音楽を選び、ケアしていきます。

 音楽療法とは別に、日常生活でも、好きな音楽を聴くとやさしい気持ちや楽しい気持ちになって、心の安らぎを感じることを、私たちは経験的に知っています。リズムとメロディーとハーモニーで構成される「空気の振動のかたまり」である音楽ですが、私たちの心と体にもたらす力はまだまだ計り知れないものがありそう。身近なところではカラオケも、ストレス解消に役立つほか、腹筋を正しく使って大きな声で歌うことで、血液の循環が良くなり、内臓の働きが活発になったり、代謝を高め脂肪の燃焼を助けるなど、体へのうれしい効果も期待できそう。

 時はまさに芸術の秋。生誕250周年で沸くモーツアルトを聴くもよし、年末に向けてベートーベンの「第九」の合唱にチャレンジするもよし。もちろんカラオケでもOK。できる範囲で、自分のペースに合わせて、音楽とのお付き合いをはじめてみませんか。
文・写真/ライス・佐藤
ライス佐藤 プロフィール

新潟の米どころ生まれ。大学卒業後は証券会社に勤務。その後、編集プロダクションを経てフリー。米の味にはちょっとうるさいけど、水の味にはあまりうるさくない食いしん坊です。
バックナンバー
Copyright©2012日本経済新聞社クロスメディア営業局 All Rights Reserved.
 
 
バックナンバー