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ユトリロジー 第三章
お菓子歳時記
 
2008.11 ちとせあめから「エタニティー・キャンデー」へ チョコに抹茶、コーヒー、レモン 当世ちとせあめバリエーション
  高く晴れた秋空に子供たちの声が響いて、まもなく七五三がやってきます。最近では11月15日にこだわらず、学校のスケジュールや、写真スタジオなどのすいている時期にお祝いを済ませることも多くなりました。地方によって多少は異なりますが、一般的に3歳で男女児、5歳は男児、7歳は女児というお祝い時期も、兄弟姉妹の年齢差などに合わせてずらすこともしばしば。また、結婚式場のような場所でお披露目のパーティーを行う地域もあるようです。それも年々豪華になる傾向にあるとか。いずれにしても子供の成長の節目を祝い、健やかな成長を願う気持ちは共通です。
  七五三のお菓子といえばもちろんちとせあめ。水あめと砂糖だけで作られ紅白に染め上げた昔ながらの「さらしあめ」をはじめ、鶴や亀のめでたい柄を練り込んだ金太郎あめ、人気メーカーのキャンデーで作られたもの、さらにはチョコレート味やレモン味など、さまざまなバリエーションが作られています。「あめ」ではなく、「キャンデー」と呼ぶのがふさわしいようなカラフルさ。「ちとせあめ」を洋風に名付けるならば「ロンジェビティー・キャンデー」、あるいは永遠の幸せを願って「エタニティー・キャンデー」でしょうか。洋装で祝うことも多くなってきた現代の七五三には、こうしたポップでモダンなものも似合うのかもしれません。格式にはとらわれない、けれど風習や行事は守りたい。現代人の伝統に対する柔軟さがここにも現れています。
 
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