Tasting Time
 
レストラン 今月の旬の味 レシピ集 シェフの味にTRY レストランガイド ホテル利用ガイド ホテルインフォメーション コラム
 
   
バックナンバー
ユトリロジー 第三章
お菓子歳時記
 
2008.10 収穫を祝うハロウィーンのお菓子 生まれた時はカブだった!?かぼちゃランタンの真実
  伝統をきちんと守りながらも、楽しい風習は積極的に取り入れるエンジョイ上手な日本人。最近、クリスマスと並んで浸透してきている行事にハロウィーンがあります。カトリックの祝日、「万聖節」の前夜祭に行う収穫を祝うお祭りで、町のあちこちには悪霊払いの意味を込めたランタンがともされ、魔女や精霊に扮(ふん)した子どもたちが「トリック・オア・トリート(お菓子をくれなきゃいたずらするぞ)」と家々を訪ね、お菓子をねだります。このとき作られるかぼちゃのランタン「ジャック・オー・ランタン」はさまよう魂の象徴といわれ、ハロウィーンのシンボルとしてもおなじみです。
  ところがこのかぼちゃランタン、もともとはカブで作られていたのがはじまりなのです。イギリスからアメリカ大陸に渡った移民たちが、手に入りやすく加工しやすいかぼちゃで代用したことから、今ではこちらが本家のように伝わっています。日本でもハロウィーン=かぼちゃのイメージはもう定着していますね。やはりお菓子にするのなら、甘くてカラフルな上に、形も愛嬌(あいきょう)のあるかぼちゃの方が……などと言ったらカブに失礼でしょうか。
  生クリームやシナモンとも相性ぴったりのかぼちゃは、手軽にお菓子に変身させやすく、カロテンや食物繊維などの栄養もたっぷり。運動会や文化祭などイベントも多いこの季節、かぼちゃスイーツのパワーを借りて、疲労という名の悪霊を追い払ってみませんか。
 
前回へ バックナンバー 次回へ