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ユトリロジー 第三章
お菓子歳時記
 
2008.2 豆まきとバレンタイン 和菓子?洋菓子?スイーツショップは花ざかり
 2月のスイーツといえばバレンタインデー。1月も中旬を過ぎれば、バレンタイン向けの商品が店頭に並びます。チョコレートを贈るのは日本だけの習慣というのは定説ですが、近ごろはチョコレートにこだわることなく、思い思いのプレゼントを用意する人も増えています。甘いものが苦手な人にお酒や珍味、せんべいなどを贈ることも多く、デパートの食品コーナーは、スイーツショップのみならず、あちらこちらでハートのイラストの入ったポップ広告を目にします。
 和菓子店も同じこと。梅やうぐいすもちを使った「雪割」「早春」などの名が春を感じる上菓子に並んで、ハート型のねりきり、チョコレート風味のまんじゅうなどが並び、バレンタインデーがもともとは西洋の風習だったことすら忘れてしまいそう。  
 これに負けじと2月の菓子店をにぎわせているのが「節分豆」。豆屋や乾物店が少なくなってしまった今、節分豆もスイーツショップで買う時代になったようです。チョコレートやシュガーでコーティングした豆菓子を扱う洋菓子店も増えてきました。コーティングした豆をまくなんて、などと考えるのは無粋というもの。豆まき用の豆は別にきちんと用意して、コーティングの豆菓子はお腹の中へ。1年間の福と健康を祈って、体の中に福を呼び込む節分菓子を楽しむのも一興です。伝統行事の楽しみ方は時代ごとに少しずつ変わっていくけれど、季節を感じ、自然に感謝する心だけは忘れたくないものですね 。
 
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